今年度も7月下旬から8月中旬にかけて、香川県下の高校生を対象とした体験授業を実施しました。教育学部、工学部、農学部の各キャンパスで実施し、延べ156名の参加がありました。
この取組は、香川県教育委員会との連携により毎年実施しており、高校生に大学の授業を体験してもらい、学問の魅力や大学で学ぶ意義について理解を深めてもらうことを目的としています。

工学部では、7月23日~25日に、「先端工学への誘い~科学・技術の面白さを体験しよう~」というテーマで、教員指導の下、電子オルゴール、ストップウォッチ、ルーレット等の機械を作成する実験や、アルミナという化合物から宝石のルビーを作製する実験、金属を溶かしてアクセサリーを作る実験、プリズムを使った光の実験等を行いました。

農学部では、8月7日に、櫻庭教授が「タンパク質の「かたち」を見る-X線結晶構造解析-」というテーマでタンパク質の立体構造についての講義とコンピュータを使用した実習を行いました。

教育学部では、8月7日に、小方准教授が「教育について考える~自分の可能性を拓くために~」というテーマで、身近な話題の中から現代教育の課題や在り方について講義を行いました。更に、教員を目指す教育学部の学生も参加し、高校生とともにグループワークを行いました。

この他にも、香川大学は、学期を通じて大学生と一緒に学ぶ「公開授業」も実施しております。興味のある方は香川大学学務グループ(TEL:087-832-1147)までお問い合わせください。