香川大学は、株式会社ディノス・セシールから、同社が特別協賛企業として2012年7月12日(木)、2013年7月13日(土)に開催したN.Y.meets Takamatsu~ニューヨーク・シンフォニック・アンサンブルと香川のオペラ歌手たち~の公演で実際に使用したモーツァルト「フルートとハープ協奏曲」、歌劇「フィガロの結婚」の指揮者用スコア及びオーケストラパート譜、メンデルスゾーン「真夏の夜の夢」より「序曲、スケルツォ、夜想曲、結婚行進曲」のオーケストラパート譜一式全73点の寄贈を受けました。
去る10月23日(水)に行われた香川大学への楽譜の寄贈式では、株式会社ディノス・セシール 上田昌孝代表取締役会長より楽譜寄贈の挨拶があり、続いて、長尾学長から「寄贈頂いた楽譜は本学図書館で大切に保管して、教育・研究に役立てると共に地域の音楽家に有効に活用できるようにしたい。」との挨拶の後、感謝状と記念品の「讃岐漆器」を贈呈しました。
「ニューヨーク・シンフォニック・アンサンブル(NYSE)」はニューヨークを拠点として活動している世界的に知られるオーケストラであり、常任指揮者は、岡山市出身の高原守さんが務めています。高松市で行われた同公演では、地元香川出身の声楽家と歌劇や演奏を上演するとともに、落語調の語りをオペラに取り入れるなど一般の来場者がクラッシック音楽に親しみをもって鑑賞できるよう工夫されています。寄贈していただいた楽譜には、高原氏や演奏者による書き込みがされています。寄贈していただいた楽譜は、本学図書館に受入れて、本学教員や学生の教育研究資料として活用するとともに、地域の音楽家や音楽に興味を寄せる方々にも図書館にて閲覧利用して頂くこととしています。