5月21日(火)18時から研究交流棟5階研究者交流スペースにおいて、アドバンスト・セミナーを開催しました。

アドバンスト・セミナーとは「最先端の研究の現場、リアルタイムな社会問題の現場を舞台として活躍する方々の取り組みをもっと間近で触れてほしい、その原動力となる熱意を感じ取ってほしい」との長尾学長の思いから開講されることになった正課外の講座です。

第1回目は長尾学長が講師をされ、テーマは「生命について考える」でした。50名の学生の参加があり、講演に熱心に耳を傾けた後、実際の手術映像のDVDを視聴しました。

参加した学生からは「『自分は何のために在るのか』という問いに対して、長尾学長が『全ては後輩のため』とおっしゃられたことがとても印象的だった。」「生きているということに、今まで真剣に向き合うことはなかったが今、生きているということを大切に思って、しっかり生きていこうと思った。」「私たちがなかなか身近に感じることがない『生と死』というものを感じるきっかけとなったと思う。『死』を知ってはじめて『生』を大切にできると思う。今の環境に感謝の気持ちを忘れないということを知った。」などの感想が述べられました。

学生の皆さんは、このセミナーを通じて生命の尊さ、儚さを改めて感じ、「生きているうちに何をすべきか?」という問いかけに、自分なりの答えを見つける手がかりとなったのではないでしょうか?