現在、県立アリーナなど、新たな整備が進むサンポート高松地区の一層のにぎわいと活力あるまちづくりを目指し、安全で快適に歩ける都市空間の再編(プロムナード化)の検討や官民連携によるまちづくりが進められています。香川・高松で開催したG7都市大臣会合においても、カーボンニュートラル、レジリエンス、インクルーシブ、デジタル化というキーワードでこれからの目指すべき方向性が示されました。歩いて楽しめるウォーカブルなまちづくりを進めることは、持続可能な都市づくりにおいても重要な政策といえます。
この度、経済学部西成研究室にて香川県土木部都市計画課から研究業務を受託し、車両通行止め区間となる市道高松駅北線にて、道路空間での滞在促進を狙いとした社会実験を実施します。

現在、県立アリーナなど、新たな整備が進むサンポート高松地区の一層のにぎわいと活力あるまちづくりを目指し、安全で快適に歩ける都市空間の再編(プロムナード化)の検討や官民連携によるまちづくりが進められています。香川・高松で開催した G7 都市大臣会合においても、カ ーボンニュートラル、レジリエンス、インクルーシブ、デジタル化というキーワードでこれからの目指すべき方向性が示されました。歩いて楽しめるウォーカブルなまちづくりを進めることは、持続可能な都市づくりにおいても重要な政策といえます。 この度、香川大学経済学部西成研究室にて香川県土木部都市計画課から研究業務を受託し、車両通行止め区間となる市道高松駅北線にて、道路空間での滞在促進を狙いとした社会実験を実施します。概要は以下の通りです。

社会実験概要

11 月 17 日(金)17 時~30 日(木)10 時 道路空間滞在社会実験 

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11 月 17 日から 30 日まで、プロムナード化に向けた社会実験のため車両通行止めとなる市道高松駅北線にて、単に通り過ぎるだけでなく、滞在してもらえる環境づくりを狙いとした社会実験を期間限定で実施します。

①ベンチや人工芝等による滞在環境の魅力化
通常、道路や歩道では立ち止まらずに通過することが暗に求められており、道路や歩道で滞留することは推奨されない社会環境が一般的でありました。これからは、むしろ積極的に滞在し、まちを散策したくなる社会環境へと変えていくことを狙いとして、駅北線にてベンチや人工芝等を期間限定で設置します。 

②県産広葉樹の魅力と可能性を発信
ベンチや机には県産広葉樹(くす、ケヤキ)や県産針葉樹(杉、ひのき)また端材などを利用して製作し、県産木材の魅力と活用可能性を発信します。特に、県内の森林面積で約 6 割を占める広葉樹の活用は、他県にはない資源活用につながる可能性があります。 

③チョークアートや讃岐ちょうちんによるイベントを通じたにぎわいづくり 
約 100m の細長い道路空間を活かし、道路をキャンパスに見立てたチョークアートや、夜間でのライトアップとして讃岐ちょうちんを活用したイベントを実施します。 

香川大学西成研究室主催イベント
11 月 17 日(金)18 日(土)24 日(金)25 日(土) 各日 17 時~20 時 ※雨天中止

・ 讃岐ちょうちん展示&ワークショップ 香川大学学生プロジェクト TERASU(全日)
・ チョークアーティスト絵描きライブ リモンチェッロ(17 日 18 時以降)
・ アカペラライブ 香川大学サークルえいおん(17 日 18 時以降)
・ 留学生によるトークイベント「世界で進むウォーカブルシティ」(18 日 18 時以降)
※ 上記の内容については、現在調整中のため、変更となる場合があります。
その他、キッチンカーの出店について調整中です。

 

 

お問い合わせ先

経済学部教授 西成典久
メール nishinari.norihisa@kagawa-u.ac.jp
電話 087-832-1839