香川大学では、12月14日(金)に幸町キャンパス総合防災訓練を実施し、同キャンパスに所在する法人本部、教育学部、法学部、経済学部、地域マネジメント研究科、連合法務研究科等の全部局、並びに放送大学香川学習センター及び香川大学生活協同組合も参加し、学長をはじめとする役員、教職員及び学生合わせて約495名(うち学生173名)が災害時にとるべき行動を再確認しました。
訓練では、同日正午に香川県下全域に大規模な地震が発生したことに伴い、火災が発生したとの想定のもと、災害発生から初期消火、避難、伝達、応急手当などの訓練を一連の流れの中で実施しました。
また、長尾学長を本部長とする香川大学危機対策本部を設置して、幸町キャンパス全体の状況を把握する訓練を行い、キャンパスの離れた他学部については衛星電話を利用して情報収集を行うなど、各部局が連携しながら危機管理体制が機能することの検証を行いました。
引き続き、高松北消防署の協力による屋内消火栓や水消火器を用いた消火訓練、さらに応急救護訓練を実施しました。
特に、保健管理センター職員の指導の下に行った応急救護訓練では、心肺蘇生法やAED(自動体外式除細動器)の操作など応急救護の一連の流れを職員54名が実際に体験し、実効性を高める取組みとして大変有意義でした。