香川大学からカンボジア健康科学大学へのタブレット贈呈式を11月25日に挙行しました。当日は香川大学幸町キャンパスのグローバル・カフェ会場と、カンボジア健康科学大学会場をオンラインで接続して執り行われました。 1946年創立のカンボジア健康科学大学は首都プノンペンにあり、医科、看護科、歯科、臨床工学科などを有する国立医療系総合大学です。本学とカンボジア健康科学大学の関係は、2017年から開始されたJICA草の根技術協力事業を契機に始まり、2019年10月には大学間学術交流協定を締結するなど連携を強めており、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けつつも複数の共同プロジェクトが継続して実施されています。 認定NPO法人BHNテレコム支援協議会は、リユース・タブレットを整備し、国内の医療現場や被災地、並びに、東南アジアやアフリカ等の開発途上国への寄贈を通じて、ICT教育支援や遠隔医療プラットフォームの構築等の活動に取り組んでいます。本学とは、2012年頃からタイの遠隔医療プロジェクトで活動を共にしており、カンボジアにおけるJICA草の根技術協力事業にも協力いただいていました。 今回のタブレット寄贈は、BHNテレコム支援協議会から本学に、リユース・タブレットを海外の大学等で有効活用してもらいたいとお話があり、本学が現在計画している遠隔医療プロジェクトの連携大学であるカンボジア健康科学大学が医学生や看護学生の教育、研究活動や、遠隔医療等のため活用を希望したため実現に至りました。本活動については、カンボジア国保健省の承認も得ています。 両大学の間で現在計画中のモバイル胎児モニターiCTGを用いた母子保健改善プロジェクトや、近い将来の実施が見込まれる電子カルテ事業を始めとして、様々な場面で今回寄贈したタブレットが活用されることが期待されます。筧学長とVonthanak総長からは、今回の寄贈を機に両大学の活動を一層強めていくことへの期待の言葉が交わされました。

本贈呈式につきましては既に終了しておりますが、ぜひ取材いただきたく、情報提供いたします。1213プレス.jpg

香川大学筧学長からカンボジア健康科学大学Vonthanak総長に渡された寄贈証

■香川大学からカンボジア健康科学大学(UHS)へのタブレット贈呈式
・日 時:2022年11月25日(金)  16:00~16:30(日本時間)
・会 場:香川大学OLIVE SQUAREグローバル・カフェ
     カンボジア健康科学大学及びBHNテレコム支援協議会とはオンライン接続

・出席者:
     香川大学:筧善行 学長
                     原直行 副学長・インターナショナルオフィス長
                     和田健司 インターナショナルオフィス副オフィス長
                     ロン・リム インターナショナルオフィス留学生センター長
                     尾上能久 インターナショナルオフィス客員教授
                     德田雅明 インターナショナルオフィス特命教授

カンボジア健康科学大学:Saphonn Vonthanak総長
            Mam Sovatha副総長
            Leng Vengse 副総長
            Chheang Sena 薬学部長
            Heng Sopanha 歯学部長
            Kim Sothea 事務局長
            Chea Phalla 国際関係課員

BHNテレコム支援協議会:榑松八平 副理事長
            保谷秀雄 理事
            紀伊寛伍 参与

・式次第
1.開会の辞
2.両大学出席者紹介
3.香川大学学長挨拶
4.趣旨・経緯説明
5.BHN テレコム支援協議会挨拶
6.贈呈
7.カンボジア健康科学大学総長挨拶
8.写真撮影
9.閉会の辞

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お問い合わせ先 
香川大学 教育・学生支援部 国際課
TEL:087-832-1318
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