2022年7月4日(月)にWilliam Vogler氏から、自身の作品である『Timeless Cubes』を香川大学に寄贈いただきました。William Vogler氏は、カリフォルニア出身で、アメリカで陶芸を専門に学んだ後、若くして来日し、その後約50年に渡り、日本陶芸の心と技術を学びながら、アメリカ陶芸の持つ創造性を基礎とした、自由な表現の作品を数多く発表されています。また、氏は2016年まで香川大学で英語の非常勤講師を永年にわたって勤められてこられた経験もある、香川大学に非常に縁のある方です。
 今回寄贈いただいた作品は、見た目は彫刻作品のようですが、実は氏の専門である陶芸作品となっています。3つ並んだ作品は、見る角度や時間帯によって見せ方を変え、Timeless Cubes という作品名のとおり時間を超越したような錯覚を呼び起こすことと思います。是非、実物を自分の目で確認してみてください。作品は、幸町北キャンパスの図書館北側にあるふれあい広場に展示しています。