瀬戸内の伝統生活文化・芸術発信プロジェクトⅡ 瀬戸内仕事歌&~瀬戸内源平合戦絵巻~オペラ「扇の的」ダイジェスト版(代表: 若井健司)

 瀬戸内国際芸術祭2025では、前回に続き、香川大学地域・産官学連携戦略室の若井特命教授が代表を務める研究プロジェクト「瀬戸内の伝統生活文化・芸術発信プロジェクトⅡ」として、令和7年10月19日(日)、四国村ミウゼアムを会場に、「瀬戸内仕事歌&~瀬戸内源平合戦絵巻~オペラ『扇の的』ダイジェスト版」を展開しました。地域住民と協働しながら瀬戸内地域に受け継がれてきた生活文化・芸術の再生と共有を実践し、その成果を広く発信しました。
 本プロジェクトは、瀬戸内の伝統文化を単に紹介するだけでなく、地域固有の生活様式や美意識を現代社会における価値創造へと結びつけることを目的とした学術的取り組みです。文化資源を再解釈し、地域社会とともに新たな文化的価値を創出するプロセスを通じて、文化継承と地域活性化を両立させる新しいモデルを提示する点に大きな意義があります。また、大学が地域と連携しながら知の循環を生み出す実践研究としても重要な役割を果たしています。

■  第1部「瀬戸内仕事歌」は16時30分より、石切り唄保存会、讃岐民謡保存会、阿屋唐十郎氏、本学学生が出演。教育学部・古草教授が描いた郷土の仕事風景を背景に、伝統的な仕事歌と作業の様子を再現しました。屋島の麓に響く古の音色が観客を魅了し、地域文化の奥深さを体感するひとときとなりました。また、開村時から讃岐楽鼓衆による「時の太鼓」が四国村全体に鳴り響き、開演直前には「ふれ太鼓」が披露され、音による時の流れや空間演出が来場者の五感を刺激しました。

3_石切り唄(石切り保存会).JPG

■ 第2部の「四国民話オペラ「二人奥方」」では、県内の声楽家がキャストとして舞台上で雅な着物を身にまとい、殿様夫婦を中心とした騒動が演じられました。アンサンブルは教育学部の岡田教授、青山教授、東浦准教授及び本学学生・OB、助演は本学学生、狐たちの合唱は屋島中学校合唱部の生徒が務めました。ユーモラスな物語に客席からは拍手や笑い声が上がるなど、大いに盛り上がりました。
また、日が暮れた後、経済学部西成教授とともに学生プロジェクト「TERASU」の学生が讃岐提灯を灯し、流れ坂を彩りました。
のぞみ幼稚園のご協力もあり、1日を通して延べ400名以上のお客様に観劇いただき、大盛況のうちに終了することができました。

■チラシ
 チラシ(表・裏)2in1.jpg

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