香川大学では、8 月24日(木)、25 日(金)の2日間の日程で、香川大学幸町キャンパス において令和5年度中国・四国地区国立大学等技術職員組織マネジメント研究会(主催:一般社団法人国立大学協会中国・四国支部、国立大学法人香川大学、香川高等専門学校)を開催した。中国・四国地区からの参加者は38名であった。
   1日目については、本学の片岡郁雄理事(研究・産官学連携・教員評価担当)より開会挨拶があり、名古屋大学技術部玉岡悟司氏により『技術職員制度の沿革と今後の課題について』の講演が行い、講演内容を踏まえた上で、『技術組織の活性化』と題してグループワークを行った。グループワーク(各班5名程度)では、所属機関での課題をグループ内で共有した上で、意見交換を行い技術組織の活性化するための方法について話し合いをした。最後に、各班にて活性化の方策についてのポスター発表を行った。
   2日目については、津山工業高等専門学校技術部中尾三徳氏より、『高専における教育研究支援の取り組み』の講演、また、開催機関である、香川大学松本直通技術室長、香川高等専門学校寺嶋昇技術長、村上浩技術長において、技術組織の取り組みについての発表を行った。得られた知見については、個々の所属機関において活用し、今後の組織運営に生かすなど、業務に役立ていきたいと考えています。今後も技術職員の技術力向上・能力開発のためのSDの一つとして、この研究会を実施予定です。