香川県教育委員会と香川大学医学部附属病院 糖尿病センター/内分泌代謝内科は、三豊市立下高瀬小学校5-6年生の児童を対象として、子供たちが自分の健康や生活リズムの問題点を考える課題解決型学習体験イベント「未来教室」を実施しますのでお知らせします。参加児童には「からだ博士」認定証を授与予定です。

■本イベントの背景と要旨

近年、生活習慣の変化で糖尿病患者は増加傾向で、特に香川県では糖尿病受療率、死亡率ともに全国上位であり香川県にとって差し迫った解決すべき地域課題です。さらに、これから成人になっていく児童においても、香川県では小児の肥満傾向の割合が男子・女子とも増加傾向であり、耐糖能異常、脂質異常、脂肪肝リスクなど、将来的に生活習慣病の原因となる項目についても増加傾向にあります。加えて、児童生徒の身体活動量は、コロナ禍以前に比べて明らかに減少傾向となっているとの報告もあります。これらの状況から、自宅で過ごす時間や日常生活習慣、学校外での生活習慣の教育は非常に重要であると考えられます。これらを踏まえ、「生活リズムでパワーUP事業」を行っている香川県教育委員会と共同し、身体の仕組みや生活習慣の大切さについて興味をもってもらうきっかけとなればと考え、下記企画を実施予定です。   

1 日時:令和5年7月10日(月) 

2 場所:三豊市立 下高瀬小学校

3 対象:小学5-6年生児童

4 実施内容(予定のため、内容については変更となる可能性があります)
  「糖尿病ってどんな病気?」(講話)
  「身体の不思議!活動量と消費量」(活動量と消費カロリーを考える課題解決型体験学習)
  「唾液でわかる?自分の口腔内チェック!」(味覚と視覚を用いた体験型学習)
  「聴いてみよう!自分の心音と脈拍」(聴診器体験を通した自身の身体への興味の促し)
  「おうちで家族に教えよう!未来教室健康体操」(家族に伝えるアウトプット型学習) など

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●主催:香川大学医学部附属病院 内分泌代謝内科/糖尿病センター
●香川県教育委員会 生涯学習・文化財課   
●後援:香川県糖尿病協会
●担当事務局:香川大学医学部附属病院 内分泌代謝内科 福長健作 村尾孝児
●お問い合わせ先: 香川大学医学部附属病院 内分泌代謝内科  
 087-891-2230