医学部附属病院は、去る12月14日(土)に開院30周年記念式典等を高松市内のホテルで挙行し、文科省、香川県、市町、関連医療機関、元教職員など約300名が出席しました。

記念式典の式辞で同病院の千田病院長は「厳しい環境の中、組織再編などの施策を実施し、進行中の再開発事業では20年・30年先を見据えた未来志向の病院機能強化をめざす。『ささえる、つながる、リードする』をキャッチフレーズに掲げ、大学病院の使命遂行に邁進する」と述べました。続いて、長尾香川大学長が「医療水準の向上が大学病院の責務であり、医療人材の育成も重要なことから、大学として教育研究機能を充実していく」と挨拶した後、来賓の布村文部科学省高等教育局長、浜田香川県知事、森下香川県医師会長から祝辞が述べられました。

式典に引き続き、日本医学会会長の高久史麿氏を招き、「21世紀の医学と医療」の演題で記念講演が開催されました。

記念講演後に開催された記念祝賀会では、森医学部長が挨拶し、大西高松市長、松下琉球大学医学部長(香川医大医学部第6期生)が祝辞を述べられ、鏡開きの後、今井三豊総合病院名誉院長の発声で乾杯を行いました。会場では開院以来の関係者で旧交を温める歓談の輪が広がり、筧香川大学医師会副会長の締めの挨拶で盛会のうちに閉会となりました。