令和5年2月15日（水）、「ジオツーリズムによる地域活性化シンポジウム」を開催し、ジオツーリズムを活用した地域活性化について発信した（主催：四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構、共催：一般社団法人 四国クリエイト協会、讃岐ジオパーク構想推進準備委員会）
当シンポジウムでは、一般の会場受け入れとともに、YouTube録画配信を行った。
パネルディスカッションの様子
（1）内容：
①開会挨拶：国分 伸二（香川大学理事・副学長）
②来賓挨拶：吉元 博文 氏（国土交通省四国運輸局長）
③来賓挨拶：佐藤 今日子 氏（香川県交流推進部長）
④活動報告：「ジオツーリズムによる香川県の魅力発信」
長谷川 修一（讃岐ジオパーク構想推進準備委員会委員長・香川大学特任教授）
⑤基調講演：「ジオグルメ」で牽引するせとうち讃岐ジオツーリズム
巽 好幸 氏（ジオリブ研究所長・神戸大学名誉教授）
⑥パネルディスカッション：ジオツーリズムを活用した地域のブランド化について
コーディネーター 長谷川 修一（香川大学四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構 副機構長）
パネリスト 岡田 一雄 氏（㈱オーケイブランド代表取締役・ジオリブ研究所プロデューサー）
巽 好幸 氏（ジオリブ研究所長・神戸大学名誉教授）
加藤 隆司 氏（四国旅客鉄道株式会社常務取締役）
細川 治子 氏（Your Tour Guide代表）
コメンテーター 三矢 昌洋 氏（一般社団法人 香川県観光協会会長）
庵原 伸二氏（一般社団法人 四国クリエイト協会企画部長)
内田 真一 氏（公益財団法人 福武財団助成部門セクションリーダー）
⑦閉会挨拶：吉田 秀典（香川大学副学長・四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構 機構長）
（2）参加人数：会場参加59名（関係者含む）
録画動画視聴者：130名（URL: https://youtu.be/kiQrq40nkV8）
（3）会場アンケート結果
アンケートでは、「今後、ジオツーリズムをどのように活用して地域活性化すればいいと思いますか？」を参加者に質問し、以下のような回答を得た。
・日本各地で類似な場所が多く差別化が難しいので、食から入ることで理解度が進む。
・人材育成（ガイドのみならず、金をかせぐための起業家養成ビジネスプラン作り、ヨーロッパ富裕層のニーズに耐えられる知見・教養の熟成）
・コンテンツとしてジオツアーを作って、その内容を発信することが重要。ネット配信とインフルエンサーの巻き込みが必要。
・シビックプライドを育てるために地元の良さを地元の人に知ってもらう啓蒙活動が必要。
・県を中心とした認識の共有化
