来年4月の民法改正により、成人年齢が18歳に引き下げられます。それに伴い、学校現場では、主権者としての資質や能力を小学校段階から継続的に身に付けさせていくことが求められています。本校では、文部科学省の委託研究を受け、小学校段階で身に付けてほしい主権者としての資質・能力を、様々な学びや体験を通じて育んでいるところです。
今回、主権者教育について研究を進めている弘前大学教育学部の蒔田純講師をお招きし、小学生が楽しみながら政治や選挙の意義について学ぶことのできるアニメ動画「ポリポリ村のみんしゅしゅぎ」を用いた出前授業を実施いたします。
アニメ動画は架空の村長選挙が舞台で、二人の候補者に対して聴衆である子どもたちが実際に投票し、その結果によってその後のストーリーが変わるという模擬投票的な要素を含むものです。このような教材を活用することで、子どもたちは自分がもつ1票が選挙の結果を変え、社会を変えるという実感を疑似体験することができます。子どもたちも、そして教員も楽しく分かりやすく学ぶことができる主権者教育の新しい授業のかたちを提案します。

1.内容
  選挙をテーマにしたアニメ動画による小学校での出前授業
2.実施学級
  附属高松小学校6年生3学級
3.会場
  香川大学教育学部附属高松小学校 〒760-0017 香川県高松市番町5丁目 1-55
4.日時
  令和3年12月23日(木)
  1回目8:45~9:30 2回目10:55~10:40 3回目13:45~14:30
5.担当
  香川大学教育学部附属高松小学校 教諭 轟秀明・水口純


【お問い合わせ先】
香川大学教育学部附属高松小学校 教諭 水口 純
TEL:087-861-7108
E-mail:mizuguchi.jun@kagawa-u.ac.jp