3月22日(水)、第7回日本地震学会理事会において、優れた技術開発および研究基盤構築により地震学に重要な貢献をした個人または団体に与えられる日本地震学会技術開発賞1件が決定され、本学四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構の金田義行特任教授が受賞団体の一員として受賞されました。

金田義行特任教授ら受賞団体が開発した「地震・津波観測監視システム(DONET)」は、世界的にみても最先端かつ最高度の海底観測ネットワークであると認められたこと、運用直後から、その高精度の観測技術を利用した地震学への顕著な科学的成果も出てきていること、また、その観測データが地方自治体やライフライン事業者等へも配信され、早期津波対策や避難誘導、安全対策等で活用されていることなどから、このたびの受賞となったものです。

授賞式は、2017年度日本地震学会秋季大会会場にて行われます。

【2016年度日本地震学会】
・授賞対象功績名:「地震・津波観測監視システム」の開発と地震学分野への貢献
・受賞団体:川口勝義,高橋成実,金田義行 及びDONET開発チーム*(DONET開発チーム* 荒木英一郎,横引貴史,崔鎭圭,松本浩幸,西田周 平,木村俊則,大木健,町田祐弥,馬場俊孝,末木健太朗,神谷眞一郎,鈴木健介,有吉慶介,中野優,中村武史)

なお、受賞の詳細は外部リンクアイコンこちらのページのとおりです。