取材日 2025年12月22日
Kadai SALON(会報第6号)
大倉工業株式会社
R&Dセンター ライフ&ヘルスケア開発部
アグリテック開発課
内海佳奈さん
(農学部 2021年卒業)

『Kadai SALON(会報第6号)』の誌面に掲載しきれなかったインタビュー記事をご紹介します!
現在の仕事内容を教えてください。
植物の未利用部分から機能性成分を抽出し、健康食品の原料を開発しています。
具体的にはどのような素材を扱っていますか?
例えばオリーブの葉などです。現在は、葉に含まれる「ヒドロキシチロソール」という成分を健康食品に活用できないか試行錯誤しています。
香川大学農学部に進学した理由は?
もともと食品系に強く、地元ならではの「食」を学びたいという思いがあり、当時の食品科学コースを選びました。
なぜ大倉工業への入社を決めたのですか?
食品ロス削減に貢献したいと考え、肉の消費期限を延長する包装フィルム技術を持つ同社に興味を持ちました。
仕事で「やりがい」を感じる瞬間は?
自分で開発したものが商品化されて店頭に並んでいるのを見たときはやりがいを感じました。
香川大学との共同研究について教えてください。
2024年に「まんのう町のヒマワリ」を使った「黄色いひまわりポン酢」を産官学連携で開発しました。
共同研究で印象的だったエピソードは?
大学チームを率いる小川先生が、在学中のボランティアサークルでお世話になった先生だったんです。仕事での再会はとても懐かしく、感慨深かったです。
仕事をする上で心掛けていることは?
研究結果を報告する際、単に「結果」を伝えるだけでなく、「次に何をすべきか」をセットで提案するようにしています。
大学時代の学びが今の仕事に活きている点は?
学生時代に徹底して身に付けた実験スキルは、現在の研究開発の現場でも大きな土台となっています。
現在の仕事での新たな課題は何ですか?
社内ノウハウを構築し、知見が蓄積されてきたので、今後はこの技術をどう市場へ広げていくかが課題です。
研究職以外に、広報的な活動もされますか?
はい。展示会などに出展し、来場者の方からの専門的な質問に直接お答えすることもあります。
どんな学生時代を過ごしていましたか?
サークル、バイト、研究、勉強、ボランティア……。とにかく幅広く活動したくて、毎日忙しく動き回っていました。
海外経験について教えてください。
3年次に交換留学プログラムでタイに1週間滞在しました。現地の日系企業見学や学生交流など、非常に学びの多い時間でした。
大学時代の心残りはありますか?
4年次にコロナ禍が本格化したため、卒業旅行に行けなかったことです。
その心残りはどう解消していますか?
社会人になってから、しっかり休みを取って台湾や韓国を旅しています。当時の分を取り戻す勢いで楽しんでいます!
香川大学の魅力は何だと思いますか?
地元の産業と深く関わりながら学べる点や、先生方との繋がりが卒業後も続く温かさだと思います。
在学生へメッセージをお願いします。
「在学中にしかできないこと」はたくさんあります。やりたいことには、迷わずどんどんチャレンジしてほしいです。
社会人として大切だと思う姿勢は?
未経験の分野でも「まずはやってみる」という挑戦の姿勢を持つことが大切だと実感しています。
大学時代の「お気に入りの場所」はどこですか?
キャンパス近くの中華料理店「東東亭」です。
東東亭での思い出のメニューは?
有名な「天津飯」です。学生時代、本当によく食べていた思い出の味ですね。




