日時:平成30年6月30日(土) 15:00~18:00
締切:平成30年6月28日(木) 16:00
場所:南6号館第1講義室 香川大学幸町南キャンパス(高松市幸町2-1)

※受講料無料
※駐車場はございませんので、公共交通機関などでご来場ください。

内容
日本では、再犯防止対策が喫緊の課題とされ、薬物事犯の再犯の多さは特に大きな課題とされています。薬物事犯者については、刑務所に収容して処罰するだけではなく、2年前に開始された刑の一部執行猶予制度開始後、保護観察制度での社会内処遇の重要性が改めて認識されるようになってきました。
今回のセミナーでは、大麻使用に関しては処罰しないなど独自の寛容な政策をとっているオランダの法制度と処遇、日本における現状と社会内での制度や治療について、四名の講師をお迎えしてご講演いただき、治療が必要とされる薬物依存者に対して、社会の中でどのように対応して再犯を防止するのか、ということについて考えていきたいと思います。
治療が必要な薬物依存者への社会内での再犯防止対策を考える
講演者:平野 美紀氏(香川大学法学部教授) 司会・通訳
    ◆我が国における再犯防止と薬物事犯に対する刑の一部執行猶予制度
     ルーカス・ノヨン氏(オランダ・ライデン大学法学部講師)
    ◆オランダにおける薬物政策と社会内処遇
     ※講演は英語ですが通訳が入ります
     原尾 巧子氏(高松保護観察所次長)
    ◆薬物依存者に対する再乱用防止プログラム等について
     黒田 治氏(東京都立松沢病院精神科部長)
    ◆物質使用障害の治療
     -東京でもっとも多忙な精神科病院に勤務する精神科医の視点から-

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