香川大学 国際希少糖研究教育機構は、経済産業省「第4回 地域オープンイノベーション拠点選抜制度」において、地域の企業との産学連携活動を積極的に行っている地域貢献型拠点として選抜されました。今後、経済産業省による伴走支援のもと、産学連携の強化、イノベーション創出の加速等に取り組みます。

【地域オープンイノベーション拠点選抜制度(J-Innovation HUB)】
 大学等を中心とした地域イノベーション拠点の中で、企業ネットワークのハブとして活躍している産学連携拠点を評価・選抜することにより、信用力を高めるとともに支援を集中させ、トップ層の引き上げを促進することを目的とし、経済産業省が伴走支援を行っています。
 令和4年7~8月の第4回公募において、10月3日付で、申請15件のうち、10拠点が選抜されました。
         (地域オープンイノベーション拠点選抜制度)
            https://j-innovation.meti.go.jp/
         (経済産業省プレスリリース)
            https://www.meti.go.jp/press/2022/10/20221003007/20221003007.html

【国際希少糖研究教育機構】
 本学を発祥とする希少糖研究を推進するとともに、その研究成果を広く普及させ、地域振興から国際社会への貢献を果たす世界で唯一の希少糖研究拠点として、平成28年4月に「国際希少糖研究教育機構」を設置しました。当機構は、希少糖の機能性をあらゆる分野で活用するため、学術的なアプローチでその価値と可能性を広く探求し、糖を使用する全ての産業に高付加価値素材として供給して、新たなイノベーションの創出拠点となることを目指しています。
        https://www.kagawa-u.ac.jp/IIRSRE/

【希少糖(レアシュガー Rare Sugar)】
「希少糖」とは、自然界に微量にしか存在しない、希少な単糖およびその誘導体の総称として、国際希少糖学会(会長:香川大学 何森 健特任教授)によって定義されたものです。量は極めて少ないのですが、種類は多く、自然界に50種以上存在し、それらすべての希少糖を大量生産する道すじが何森教授によって示されました。近年、希少糖の大量生産技術の確立により研究が進展し、食後血糖値の上昇抑制、抗肥満などの食品・健康機能性に加え、さらに様々な産業へ展開できる用途開発が進んでいます。

お問い合わせ先 
    香川大学 国際希少糖研究教育機構 副機構長 秋光 和也              
      TEL:087-891-3131 FAX:087-891-3021
      MAIL:akimitsu.kazuya@kagawa-u.ac.jp
(上記不在の場合)
    香川大学 学術部研究協力課 三村 麻智
      TEL:087-832-1353
      FAX:087-832-1319
      MAIL:mimura.machi@kagawa-u.ac.jp