令和4年5月15日(日)に、瀬戸内国際芸術祭2022公式イベントとして、四国村ミウゼアムの農村歌舞伎舞台において、【瀬戸内仕事歌&四国民話オペラ「二人奥方」】を公演しました。本学教育学部若井教授の芸術監督・演出による、瀬戸内地域に暮らす人たちの生活から生まれた音楽(仕事歌)と、57年前に芸術家・文化人の先人たちが集結して誕生した「きつねがなぜ四国にいないのか?」を裏づけるエピソードを描いた四国初のオペラ作品「二人奥方」を2回公演(1回目15時から、2回目18時から)しました。
第1部の「瀬戸内仕事歌」では、石切り唄保存会、讃岐民謡保存会、桑山会宇多津社中(宇多津民謡同好会)及び現代舞踊研究会「土曜族」の皆様と本学学生も参加して、教育学部古草教授が描いた郷土の仕事作業風景の前で仕事歌と踊りを披露し、屋島に古からの音が響き渡り観客を魅了しました。
第2部の「四国民話オペラ「二人奥方」」では、県内の声楽家がキャストとして舞台上で雅な着物を身にまとい、殿様夫婦を中心とした騒動が演じられました。アンサンブルは教育学部の岡田教授、青山教授、東浦准教授及び本学学生・OB、助演は本学学生、狐たちの合唱は屋島中学校合唱部の生徒が務めました。ユーモラスな物語に客席からは拍手や笑い声が上がるなど、大いに盛り上がりました。
また、日が暮れた後、経済学部西成教授とともに学生プロジェクト「TERASU」の学生が讃岐提灯を灯し、流れ坂を彩りました。
のぞみ幼稚園のご協力もあり、1日を通して延べ400名以上のお客様に観劇いただき、大盛況のうちに終了することができました。

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