香川大学では、12月14日(金)に香川大学幸町キャンパスにおいて、「香川大学危機管理基本マニュアル」に則り、初の幸町キャンパス合同総合防災訓練を実施しました。総合防災訓練は昨年度から行っておりますが、同キャンパスにおいて、学生を交えての合同実施は初めてのことです。

訓練には同キャンパスに所在する事務局、教育学部、法学部、経済学部、地域マネジメント研究科、連合 法務研究科等の全部局、放送大学香川学習センター及び香川大学生活協同組合が参加しました。役員、職員及び学生あわせて約650名(うち学生約400名) の規模でした。

同日正午に香川県下全域に大規模な地震が発生し、火災が発生したとの想定のもと、災害発生から初期消 火、避難、応急手当、危機対策本部の設置などの訓練を一連の流れの中で実施しました。危機対策本部については学長を本部長として設置し、本部員や各部局に おける危機対策本部に対する指揮命令等の連絡訓練を実施し、各部局が連携しながら危機管理体制が機能することの検証を行いました。

引き続き、全学行事として、放水訓練、初期消火訓練、応急救護訓練を実施しました。

特に、消防署救急隊員の指導の下で行った応急救護訓練では、AED(自 動体外式除細動器)の操作を約100名の職員、学生らが実際に体験しました。香川大学では昨年度、AEDを 全キャンパスに21台配備したばかりであり、この実効性を高める取組みとして非常に有益でした。

 

危機対策本部による情報収集、指揮命令系統の確認訓練

危機対策本部による情報収集、指揮命令系統の確認訓練

怪我人の応急手当 AEDを用いた救命救護

怪我人の応急手当             AEDを用いた救命救護

教育学部の訓練の様子 法・経済学部の訓練の様子

教育学部の訓練の様子          法・経済学部の訓練の様子

一井学長からの講評 消火栓を用いた放水訓練

一井学長からの講評            消火栓を用いた放水訓練

消火器を用いた消火訓練 AEDを用いた救護訓練

消火器を用いた消火訓練          AEDを用いた救護訓練

 

(経営管理室総務グループ)