香川大学法学会は、法や政治を幅広い視野で考えるために、毎年学外からゲスト・スピーカーを 招いて講演会を開催してきました。 今回は、日本原子力研究開発機構の核不拡散・核セキュリティ総合支援センターで政策調査室長 を務められている須田一則先生をお招きし、「核不拡散・核セキュリティを巡る国際情勢と日本の対応」をテーマにご講演頂きます。本学の学生・院生・教員の他、学外からの参加も歓迎します。

演題:「核不拡散・核セキュリティを巡る国際情勢 と日本の対応」
講師:須田 一則 (すだ かずのり)氏
(日本原子力研究開発機構 核不拡散・核セキュリティ総合支援センター 政策調査室長)

日時:令和元年(2019年)7月18日(木)13:00~14:30
場所:香川大学法学部第3講義室(幸町南6号館2階)
参加費:無料
※ご来学の際は、公共交通機関をご利用下さい。

<講演者紹介>
須田 一則(すだ かずのり)氏
1992 年 4 月、旧動力炉・核燃料開発事業団に入団。原子力用自律型運転制御システム、高炉もんじゅの動特性解析、核拡散抵抗性に係る研究を担当。2012 年 4 月より、核不拡散科学技術センター政策調査室長代理として、日米原子力協力協定、使用済燃料の直接処分、核不拡散と核セキュリティ(2S)の相乗効果等に係る研究、及び米国等の各国の動向調査・分析を統括。2014年7月より現職。現在、非核化の要因分析と技術的プロセスに関する研究を実施中。
その間2000年から2005年にかけて、外務省不拡散科学原子力課に派遣され、IAEA、OECD/NEAとの調整、在米国日本大使館専門調査員として、米国の核不拡散動向、日米原子力協力協定を担当。 近著に、平和と安全保障を考える事典(共同執筆者)(法律文化社、2016 年)、核セキュリティに関する国際動向と日本の貢献(日本原子力学会誌アトモス、2014、2016)、日米協力を促進する原子力協定;7月に30年期限を迎え自動延長(月刊エネルギーレビュー、2018)などがある。日本原子力学会核不拡散・保障措置・核セキュリティ連絡会、副連絡会長。


主催:香川大学法学会 
共催:香川大学法学部