日時:7月6日(土)13:00~14:30
場所:香川大学研究交流棟5階、研究者交流スペース(高松市幸町1-1)
対象:香川大学生

テーマ 『iPS細胞を用いた神経再生・神経疾患治療の試み』
iPS細胞技術は、皮膚などの体細胞に数個の遺伝子を導入するだけで多能生の幹細胞を誘導する技術で、2012年のノーベル医学・生理学賞の対象となったことは記憶に新しいかと思います。iPS細胞は、患者さん本人の細胞から作ることができるため、拒絶反応のない再生医療を実現できるという意味で大きな期待を集めています。私たちはiPS細胞から神経細胞を作ることに成功しました。そして、骨髄を損傷したマウスにこの細胞を移植することで、それまで歩けなかったマウスが走り出しました。人間にこの技術を応用するためには移植の安全性などが問題となります。神経再生研究の最先端や治療上の問題点について解説し、アルツハイマー病やパーキンソン病の治療の可能性についても紹介します。
講師 岡野栄之(慶応義塾大学医学部生理学教室教授)
 申込方法 参加希望日、学部・学科、学籍番号、氏名をご記入の上、メールまたは直接担当窓口までお申し込みください。※当日参加可


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【お問い合わせ先・担当窓口】
香川大学教育・学生支援室修学支援グループ(研究交流棟1階)
TEL 087-832-1365/FAX 087-832-1155
E-MAIL syugaku4@jim.ao.kagawa-u.ac.jp
(@を半角にしてご利用ください。)