一覧を見る

徳島県西部の「祖谷のかずら橋」は、外国人にも人気の観光スポットです。橋の状態を良好に保つため3年に一度架け替えられますが、材料の「シラクチカズラ」の蔓が年々減少しています。
「シラクチカズラ」は、「サルナシ」というマタタビ属の植物でキウイフルーツの仲間ですが、香川大学農学部では、「サルナシ」を含むマタタビ属自生植物を全国的に探索・収集し、特性を調査して、キウイフルーツの栽培や品種改良に役立てています。そこで得られた知見を活かし、「シラクチカズラ」の資源確保と活用を目的に、徳島森林管理署、三好市と連携協力協定を締結し、苗増殖、国有林内への植栽、果実の活用、環境学習やエコツーリズムの推進などの活動に、地域の方々とともに取り組んでいます。

参考URL

マタタビ属自生資源研究 
https://www.kagawa-u.ac.jp/kadailab/22025/21688/

シラクチカズラの苗植付け 
https://www.youtube.com/watch?v=UbPWfmqk-j4

 

担当者

片岡 郁雄
区分:教員
職名:理事・副学長
所属:法人本部

学外パートナー

林野庁四国森林管理局徳島森林管理署
徳島県三好市