一覧を見る

医学部ボランティアサークルでは、在宅ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者さんが世代の異なる人々との対話によって社会と関わることを目的に、2019年度に「在宅ボランティア班」を創設し活動を始めましたが、コロナ禍により、オンライン茶話会での交流となりました。その際、ご遺族の一人から「入院時に文字盤を使える看護師がいなくて家族の付き添いが24時間、必要だった」との話を伺い、患者さんやご家族が「看護師の文字盤技術の向上」を求めていることを知りました。そこで、医学部学生に「文字盤研修会」を計画し、看護学科学生12名、臨床心理学科学生4名、医学科学生1名、医学系研究科学生4名の計21名が参加しました。 実施後に、「難しかったけど楽しかった」「とても勉強になった」「もっと練習したい」などの声があり、患者会からも感謝の言葉がありました。

担当者

川上 聖加(医学系研究科看護学専攻M2/医学部ボランティサークルOG)
区分:教員、学生
職名:清水 裕子(医学部慢性期成人看護学教授)/上原 星奈(医学部慢性期成人看護学助教)
所属:医学部

学外パートナー

日本ALS(筋萎縮性側索硬化症)協会香川県支部