一覧を見る

子宮の内壁を構成している子宮内膜細胞は、女性ホルモンの分泌に応答して増殖と剥離を繰り返しています(月経周期)。子宮内膜細胞は、他の組織に浸潤・転移することで子宮腺筋症や子宮内膜症を引き起こします。本細胞は転移先でも増殖と剥離を繰り返すため、月経期に強い痛みを引き起こして患者の生活の質を著しく低下させています。
私たちは、植物などの天然素材から含有成分を抽出したり、治療薬候補物質を化学合成したりすることによって化合物を収集し、その中から子宮内膜細胞の転移を阻害するものを探索しています。

参考URL

担当者

花木 祐輔
区分:教員
職名:助教
所属:農学部