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温暖化と異常気象の影響で、世界中で農作物に高温・強光・乾燥・湛水・低温などの環境ストレスがかかり、品質や生産量の低下などの損害が生じています。そこで、農作物の環境ストレス耐性の強化が求められています。それにより、世界中の多様な環境下での栽培拡大にもつながります。
香川大学農学部では、キウイフルーツなどのマタタビ属に分類される多様な植物を収集・保存しています。マタタビ属には、自然環境下で自生している多様な野生種も含まれます。野生種の中から、寒さ、暑さや強光、湛水に耐性のある個体や種を、それぞれ発見しました。これら有望な遺伝資源の環境ストレス耐性のメカニズムの解明と、これらを活用したキウイフルーツ栽培体系の開発を目的とした研究を進めています。

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担当者

大野 健太朗
区分:教員
職名:助教
所属:農学部