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水の環境に関しては、瀬戸内海に流れ込む河川水に含まれるマクロ・マイクロプラスチック等を対象として、AI・データサイエンスを用いた画像解析や赤外線を使った分析を行なっています。また、GIS(地理情報システム)や降雨流出モデルを使って、雨が降った後の水の動きの数値シミュレーションを行い、水害や水資源について研究しています。大気環境に関しては、モンゴルのゴビ砂漠から発生する黄砂やPM2.5(ピーエム)などの大気浮遊物質、森林から放出されるキノコ胞子や胞子に含まれる放射性セシウムを対象としています。これらの自然中の物質や水・大気そのものは、旱魃や水害などの気候変動、人の生活・健康に影響するため、どれだけの量がいつどのように移動するのかを明らかにすることは、「自然」と「社会」の持続的共存をはかる上でとても重要です。

担当者

石塚 正秀
区分:教員
職名:教授
所属:創造工学部

学外パートナー

鳥取大学乾燥地研究センター
モンゴル水文気象環境情報研究所