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オリーブ果実の生産のために、オリーブ栽培農家は定期的に枝葉を削ぎ落とす作業を行っています。削ぎ落された枝葉はかつて産業廃棄物として焼却処分されていましたが、現在は枝葉から葉っぱだけを回収し粉末化したもの(オリーブ葉乾燥粉末)をお土産用うどんに混ぜ込んだり、養殖魚のエサに混ぜたりして利用されています。我々の研究室では、かまぼこやゼリーなどの食品の食感を改良することができる成分(ポリフェノール)をオリーブ葉から開発しました。この成分を加工食品に応用することは、未利用資源の有効活用になるとともに、食品のおいしさの向上にもつながります。

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担当者

小川 雅廣
区分:教員
職名:教授
所属:農学部