ティーチング・フェロー(TF)

 大学院の優秀な学生に対し、教育的配慮の下に教育補助業務を行わせ、手当を支給することによって経済的支援を行うとともに、指導者としての高度なトレーニングの機会の提供を図るための制度です。ティーチング・フェロー(TF)は、スチューデント・アシスタント(SA)、ティーチング・アシスタント(TA)と異なり、一定の条件のもとに授業の一部を分担することができます。
 TF制度では、学生へのより手厚い指導体制を確保することによる、教育の質の向上も目指しています。

【TFの職務内容】
 学部、大学院修士課程、大学院博士前期課程及び大学院専門職学位課程の学生に対する講義、実験、実習及び演習等の高度な教育補助業務
◆授業の一部の分担について
・授業科目を開講する学部又は大学教育基盤センターの教務を担当する委員会が十分な教育効果を上げることができると認めた場合は、当該授業科目の担当教員の指導計画に基づき、その指導・監督の下、当該授業の一部を分担することができる。
・TFは各回の授業の一部を分担するほか、一回の授業の全部を担当することができる。ただし、原則として、全授業時間数の5分の1程度を上限とする。
・TFは、大学院課程の授業の一部を分担することはできない。

【TFの応募資格】
 本学大学院の博士課程又は博士後期課程に在学する大学院学生のうち、次の全てを満たす者
(1) 本学若しくは他大学のティーチング・アシスタントとして15時間以上勤務した経験又はこれと同等であると授業科目を開講する学部等若しくは研究科の教務委員会が認めた経験を有すること。
(2) 本学が実施する、業務内容に応じた研修を修了していること。

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