香川大学では、地域に根ざした研究を行うべく、平成18年度に「瀬戸内圏研究プロジェクト」を立ち上げたところです。これは、本学が瀬戸内海に面した地域に位置していることもあり、本学が瀬戸内圏研究の中心となることを期待して立ち上げたものです。「瀬戸内圏」をさまざまな観点から研究し、その研究成果を地域に還元することで、瀬戸内地域をさらに活性化させることが狙いの一つです。

このたび以下のとおり瀬戸内圏研究シンポジウムを開催することといたしました。今回で2回目となるシンポジウムのテーマは「瀬戸内住民の健康・医療・福祉」です。瀬戸内には多くの離島や無医地区が存在し、また高齢化も進んでいます。このため、JGNⅡを実際に使用しながら遠隔医療技術などをご紹介し、瀬戸内住民の健康の維持とその社会支援の方策について考えていきます。

日 時: 平成19年7月5日(木)13:30~17:00
場 所: サンポートホール高松 第1 小ホール
内 容: 第1部 基調講演
「健康関連指標から見た瀬戸内住民の健康の実態-香川県を主として-」
真鍋芳樹 香川大学アドミッションセンター 教授
「生涯の健康を守る遠隔医療ネットワークの実現」
原 量宏 香川大学医学部附属病院 教授
立石憲彦 氏 長崎県立大学 教授(JGNⅡにより参加)
第2部 パネルディスカッション
「瀬戸内住民の健康とその社会支援」
パネリスト
細松英正 氏 香川県健康福祉部長
戸城武史 氏 四国新聞社編集委員室 室長
大西美智恵 香川大学医学部 教授
辰巳治之 氏 札幌医科大学 教授(JGNⅡにより参加)
真鍋芳樹 香川大学アドミッションセンター 教授
コーディネーター
原 量宏 香川大学医学部附属病院 教授 
※詳細はこちらをご覧下さい→pdfアイコン瀬戸内圏研究シンポジウム案内(PDF:1752KB)