7月2日(土)、三木町サテライトオフィス・サンサン館みきにて、香川大学農学部ASUS(エーサス)による小学生向け科学体験教室が開催されました。参加者は午前の部28名、午後の部33名と多くの小学生に参加いただきました。また、午後には三木高校総合学科流通系列の生徒4名が見学に来てくれました。今回のイベントはASUSの学生らが企画し、目に見える形での簡単な実験を行うことで、科学の楽しさを体感してもらい、地域の子どもたちに科学に対してより興味を持ってもらうことを目的としています。

当日は、ASUSの学生らが講師となり、身近な酵素をテーマに「”こうそ”ってなんだろう?」と題して、4つの実験をおこないました。1つ目はイースト菌を使った実験「イースト菌で風船を膨らませよう!」、2つ目はパイナップルを用いたゼラチンの液化実験「パイナップルの不思議~ゼラチンと寒天で比べてみよう!~」、3つ目は触媒作用を利用した「びっくり実験!~ぞうの歯磨き粉実験~」、4つ目は水の浄化実験「水の浄化実験~納豆が水をキレイに!?~」をおこないました。班ごとに参加者同士で協力しながら実験を行い、ASUSの学生が実験の補助をしました。

実験を行い、注意深く観察をおこないながら、アッと驚く現象がおこるたびに室内に歓声があがりました。また、身の回りの酵素がもつ力の説明を受け、参加者は酵素のはたらきを予想したり、自ら手を挙げて実験結果を発表したりするなど、科学の不思議や面白さ、楽しさを味わってもらえた一日でした。