平成22年9月28日、29日に外国人留学生のための平成22年度第1回課外教育行事を行いました。

留学生センターでは、地域に特徴的な文化施設の見学により、外国人留学生に日頃の専門分野以外の分野に関する知的態度を涵養してもらうとともに、キャンパスの地理的条件や異なる専門分野により普段接触の少ない留学生同士の交流を図ることを目的として、毎年、外国人留学生のための課外教育行事を1泊と日帰りの計2回実施しています。

今回の行事は1泊で、全学部から32名の参加者が島根県と岡山県の施設等を訪問しました。

1日目は、島根県の出雲大社と古代出雲歴史博物館を訪問し、古代の日本の生活・文化について説明を受けました。玉造温泉地にある日本庭園の美しい旅館に宿泊した後、2日目は、島根県のまがたまの里伝承館を訪問し、古代の日本の装飾具である「まがたま」を作る体験をしました。その後、岡山県に移動し、城下町として栄えた高梁市の頼久寺庭園や武家屋敷を訪問し、江戸時代の政治・経済・文化の説明を受けました。

行事中、外国人留学生は、それぞれの見学場所で学んだことをレポートにまとめました。

アンケートには、ほぼ全員が満足したとの回答があり、「古代や江戸の歴史が学べた」、「歴史的な建物や庭園が美しかった」、「他学部の留学生と交流できて良かった」との感想が寄せられました。