1月19日(金)に、本学研究交流棟研究者交流スペースにおいて、第1回香川MPA(問題患者等対応検討会)を開催しました。本検討会は、各医療機関において、日常の業務の中で問題患者等の対応にあたる者が、改善策・解決策を協議し、適切な対応力を身につけ、解決する方策を見いだす力を備えることにより、各医療機関が本来の目的である、患者さんへの安全で安心できる医療の提供を達成することに繋げることを目的に、会長として医学部白川事務部長、事務局を医学部医事課に置いて設立しました。
 検討会には香川大学医学部附属病院、香川県立中央病院等香川県下の12医療機関で患者対応を担当している病院職員23名及び森脇法律事務所から弁護士6名の29名が参加して行われました。森脇法律事務所から「問題患者対応に関する法的検討」の発表があり、法的に対応した事例の紹介がありました。また、香川大学医学部附属病院から対応事例の発表が行われ、トラブルの対処法等について各医療機関での活発な質問及び意見交換が行われました。
 今後3か月に1回程度開催し、各医療機関での対応事例を発表検討していくことにしています。各医療機関において本検討会において協議検討した問題患者等の対応方法を蓄積し、患者さんに安全で安心して医療を受けられる環境作りを推進していきたいと考えています。