3月5日(月)(13:30~16:30)に、サンポートホール高松において「瀬戸内圏研究シンポジウム」を開催しました。これは、本学が地域に根ざした研究を行うべく、「瀬戸内圏研究プロジェクト」を立ち上げ、その第一弾として開催したものです。

今回のシンポジウムは「瀬戸内圏の景観とエコ・ツー リズム」をテーマとして、第一部では、特別講演として四国霊場58番札所仙遊寺の小山田憲正住職に「癒しの景観」と題してご講演をいただいたほ か、法学部山田健吾助教授、工学部土井健司教授からそれぞれ研究報告がありました。また、第二部では、パネルディスカッションとして、「『知』の活かし方-瀬戸内圏研究の拠点に向けて-」をテーマに、産業界から四国旅客鉄道株式会社取締役会長の梅原利之氏、地域住民代表としてNPO DREAM ISLANDの立花律子氏、行政から香川県政策部長の山下幸男氏、研究者の立場から奈良県立大学教授の西田正憲氏をお呼びして、それぞれの立場から瀬戸内に対する想いや、本学への提言など貴重なご意見をいただくことができました。

シンポジウムには、地方公共団体や各関係機関、地元企業、本学教職員など200名近くの参加者があり、本学の重点プロジェクトである瀬戸内圏研究への関心の高さが窺われました。