3月22日(水)香川大学幸町キャンパスにおいて、「女性登用セミナー 女性研究者の上位職・管理職登用の現状と課題」を開催しました。これは、女性研究者の上位職・管理職への登用を促進し、女性研究者の割合および、登用率の向上を図ることができるように学内での意識醸成を行うことを目的として開催したものです。

科学技術振興機構 山村康子 プログラム主管をお招きし、女性研究者の上位職・管理職登用の現状と課題についてご講演いただきました。
小・中・高・大となるにつれ、女性教員の数は減少しており、大学教員における分野別・職階別の割合を見ても、自然科学系(特に工学系)及び上位職階(教授・准教授)の教員における女性割合が低いという問題は、国公私立大学で共通しているとのことでした。
また、女性研究者研究活動支援事業・女性研究者養成システム改革加速事業等の成果についてお話くださり、離職率の抑制、女性研究者割合の増加、研究業績の向上、理学・工学・農学系の女性教授・准教授の在籍割合の増加等の実績をご紹介くださいました。