工学部・白木渡教授(危機管理研究センター長)が、平成26年防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞し、9月10日、総理大臣官邸で行われた表彰式において、表彰状と記念品が授与されました。

防災功労者内閣総理大臣表彰は、災害時における人命救助や被害の拡大防止等の防災活動の実施、平時における防災思想の普及又は防災体制の整備の面で貢献し、特にその功績が顕著であると認められる団体又は個人を対象として表彰されるもので、本年は、4個人、36団体が表彰を受けました。

白木教授は、信頼性工学の第一人者として、社会基盤施設・設備の信頼性設計の推進(ハードウエア対応)、災害発生時の避難誘導対策の強化(ソフトウエア対応)、防災・危機管理の人材育成(ヒューマンウエア対応)という三位一体対応の重要性を提唱し、学会活動等を通して防災・危機管理の教育研究の普及並びに地域貢献活動において優れた成果を残していること、さらに、平成20年4月に、香川大学危機管理研究センターの設立とともに初代センター長に就任し、国、県、市町の行政機関は勿論、学校、地域コミュニティと連携して地域防災力向上に多大な貢献をしたことなど、防災体制の整備への貢献が認められて、このたびの受賞となったものです。