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Welfare Design Contest で上原睦さんが奨励賞を受賞

  Welfare Design Contest(ウェルフェアデザインコンテスト)は、社会の多様な課題に対し、若者のデザインの力を集め、自由で革新的なソリューションを生み出すためのデザインコンテストです。2024年度第12回のテーマは「これからの時代に必要な安心・安全な暮らしデザイン」。新型コロナウイルスや自然災害が私たちの生活に与える影響を背景に、誰もが安心して暮らせるデザインが求められています。アクティブシニアや子ども、外国人、障がい者、要介護者を含むすべての人々が対象です。応募部門は、日常生活をサポートする「モノ部門」と、安全で活発な生活を補完する「サービス部門」があります。

  このデザインコンテストで造形・メディアデザインコースの上原睦さんが「サービス部門」で奨励賞に選出されました。

サービス部門 奨励賞「Sonic Tuner」 上原睦
   気が付かないうちにゆっくりと進行していく難聴を自覚するきっかけとなることを目的としたサービスです。近年、長時間のイヤホン・ヘッドホンの使用が多くなったことにより、難聴への危機感が高まっています。一度低下した聴力を回復させることはできません。そこで、自分の聴力も日々影響を受けていることを実感する必要があると考え、音によって耳が受けた影響を可視化する提案をしました。制作段階では、直感的かつ興味を惹くグラフィックに苦戦しました。身近ながらも認識の広まっていない内容であり、多くの人に興味を持っていただきたいという思いで制作し、このような賞をいただけたことを嬉しく思います。

Welfare Design Contest
第12回 Welfare Design Contest 受賞作品

指導教員: 大場晴夫

 

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