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心理的安全性AWARD2023にて最高位のプラチナリングを受賞

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創造工学部開設科目「ロジカル思考演習」の担当教員チーム(山中隆史、北村尊義、勝又暢久、竹内謙善、李セロン(造形・メディアデザインコース所属))が心理的安全性づくりに取り組むチーム・組織を讃えるアワード「心理的安全性AWARD2023」(主催:株式会社ZENTech)において、最高位のプラチナリングを受賞しました。

「心理的安全性AWARD」は、心理的に安全で効果的なチーム・組織づくりへの取り組みを表彰するアワードです。2回目の開催となる今回は、2023年2月10日(金)~4月7日(金)のエントリー期間で、企業や医療法人、学校・NPO・スポーツチームなどが応募し、審査員(審査委員長:慶應義塾大学 前野隆司 教授)による最終選考を経て、20チームが選出されました。そのような中で、本学創造工学部開設科目「ロジカル思考演習」の担当教員チーム(いずれも造形・メディアデザインコース)の取り組みが最高位のプラチナリングに選出され、2023年7月6日(木)に都内で表彰式が行われました。

■受賞の理由について
 初めにプレゼンテーションを拝見したときには、にわかに信じがたい光景(大学の授業で生徒が楽しんで手をあげている)に目を疑いました。本当に自主的なんだろうか?大学の授業は寝ているものではないのか?と。ところがみなさんのお話を聞くにつれ、練り込まれた事前準備や、特に実際に手をあげて見る工夫など、なるほどこれはすごい成果が出そうだ、と少しの時間ではありましたが確信しました。最初恥ずかしいかもしれませんがそこをどう乗り越えるかが肝心そうです。またその後他の組織にも広がりを見せているのがさらに素晴らしいですね。環境をつくり、さらに工夫をすると満足度も上がる、学校でも会社でも一緒だなと感じました。
(「心理的安全性AWARD2023」審査員コメントより)

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■「ロジカル思考演習」の担当教員チームによる心理的安全性への取り組みについて
 香川大学では DRI 教育*を実践しており、大学1年生から積極的な学びの姿勢の習得を目指しています。しかし、大学初年次ではアクティブラーニングに慣れ親しむ層とそうでない層とが混在しており、後者にとっては演習授業での心理的安全性に不安を抱えやすい状況にあります。ロジカル思考演習は創造工学部において大学入学当初に履修する必修の演習授業であり、大学での学びのスタートアップとなる重要な授業に位置づけられています。そのため、担当教員ひとりひとりが『心理的安全性』の高い授業を実現する必要がありました。この状況に対し、教員チームメンバー全員が授業での『心理的安全性』の決め手を探求することに賛同し、真剣に取り組みました。その結果、学生が積極的に挙手して発言し、グループワークでの活発なディスカッションを展開するなど、主体的な学びのスタートアップを実現しました。

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■受賞メンバーからのコメント
 このたびは心理的安全性AWARD2023最高位のプラチナリングという栄誉ある賞をいただき、コース教員一同、とても嬉しく感じております。今回の取り組みは、入学当初のやる気あふれる学生に「活発な授業だな」「元気な人が多いな」「入学してよかった」と思ってほしい。さらに積極的な学びの姿勢を身に着けて充実した学生生活を送ってほしい。将来、社会で大いに活躍できる人材として羽ばたいてほしいという思いからスタートしました。
 造形・メディアデザインコースでは、このような教育デザイン研究に取り組む教員や学生も在籍しています。それは、造形・メディアデザインに関わるものづくりや企画・開発の現場で「学び」や「教育」が外せない一大要素だからです。そのため、今回の受賞を機に当コースでの「学び」や「教育」のデザインにも関心を向けていただき、プロダクトデザインやメディアデザインなど、多彩なデザインが学べるコースであることを知っていただけると嬉しいです。

心理的安全性アワード2023ホームページ:https://psychological-safety.jp/Awards2023

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