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電子情報通信学会HCGシンポジウム2023で間瀨朱璃さんらが優秀インタラクティブ発表賞

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 HCGシンポジウムは電子情報通信学会が主催するヒューマンコミュニケーション学領域の一大イベントです.工学分野に加え,ヒューマンコミュニケーション関係深い心理学・認知科学,社会科学,生理学,デザイン学など,さまざまな分野の研究者が年に一回一堂に会する場として,今年で21年の歴史があります 

 今年度のHCGシンポジウム2023は北九州市のJR小倉駅そばにある北九州観光コンベンション協会AIM3Fにて2023年12月11日から13日にかけて開催されました.この期間に113件の研究発表があり,修士課程2回生の間瀨朱璃さん(北村研究室,代表発表者),荒川雅生先生,福森先生,北村尊義先生が優秀インタラクティブ発表賞を受賞しました.優秀インタラクティブ発表賞は,企業や大学のベテラン研究者の発表も含めた中から選出されるため、学生発表者にとっては受賞難度の高いといえます発表時間は口頭発表および質疑15分に加えてポスターセッション120分もありたくさんの方から質問やコメントに対して間瀨朱璃さんは熱心に説明なさっていました間瀨朱璃さん,先生方,おめでとうございます!! 

間瀨朱璃, 荒川雅生,福森聡, 北村尊義: プロテウス効果による内発的な肌の潤い向上・保持支援システムの定量評価の検討, 電子情報通信学会HCGシンポジウム2023, A-4-5, 7ページ (2023/12). 

内容: VR空間内で自分の分身と言える自己アバターをドラゴンなどに変容させることで,心的な自信を増幅させ,能力の向上を試みるアプローチが存在しますその一方で,自己アバターの変容を美容目的に用いるアプローチは見当たりませんでした.そこで私たちはプロテウス効果による内発的な肌の潤い向上・保持支援システムというものを提案・検討しています.今回の発表では,提案システム実験定量評価するための手法検討し,その内容について発表しました.なお,本件はコーセーコスメトロジー研究財団の研究助成で実現しました.ここに御礼申し上げます. 

 間瀨朱璃さんのコメント: 
 自分の研究に対して多くの方々に興味を持っていただき,評価されたことを嬉しく思います.卒業まで残り少しになりましたが,最後まで楽しんで取り組みます. 

責任著者 北村尊義

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