低年齢化するインターネットの利用において、危険を回避して利便性を享受するための情報モラル教育が小学生に対して必要視されています。

香川大学の学生で構成するサイバー防犯ボランティアSETOKUが教育活動の一環として今年度、高松市立小学校4校でセキュリティ授業を行いました。高松市少年育成センターと連携し、トレンドマイクロ株式会社の支援を受けて2021年度から始めたもので、これまでに16回実施しています。

児童に身近となったインターネットにおける「ネット課金」「炎上」「SNS上でのやり取り」を取り上げ、それぞれ仮定したトラブル学生が演じて、どこで間違えたのか、何がいけなかったのか児童が自発的に話し合いました。

「危険を知った上で正しいインターネットの使い方を学ぶ」ことを狙いにした授業で、児童からは「正しく使ったら楽しくゲームで遊べることが分かった。」や「たとえば『かわいくない。』と自分のことを聞いていたけど、相手のことを傷つけてしまうことがあるから『?』などをつける。」という感想が寄せられました。

授業をした学生からは、「どのクラスも活気があって授業をするのが楽しかった。」や「授業するのもサポートに入るのも慣れなくて、難しいなと感じたけれど、楽しそうに授業を受けてくれてすごく嬉しかった。」という感想が寄せられました。

今年度は、高松市立栗林小学校、香南小学校、屋島西小学校、亀阜小学校の全4校で実施しました。 
参加学生:
教育学部:岡和奏、石田円花、山中天音、穴吹穂華、飯間陽菜、北村桃子、西山優希、藤原慈丈、香川綾音
創造工学部:佐藤璃音、永江秀羽、田宮遥奈、藪内瑞生、小野梓紗、小川紗季、橋本歩佳、大倉凛音、岡田芽依、千馬暖、西優香、山田悠衣里
農学部:吉田侑真