8月22日(土)、香川大学幸町南キャンパスDRI棟において、公開講演「香川県民の日 創設記念『香川県独立の父』中野武営-創発の視点から-」を開催しました。本講演は、創発科学研究科の授業科目「創発と地域戦略」の一部公開として実施したもので、約70名の学生・一般市民・行政関係者・企業関係者等が参加しました。
 講師には近代日本史研究者の石井裕晶氏をお迎えし、香川県の独立や近代日本の産業発展に尽力した中野武営の足跡をたどりながら、その活動を「創発」の視点から読み解いていただきました。地域や社会の課題に向き合い、新たな価値や仕組みを生み出した中野武営の功績について、豊富な史料に基づき分かりやすく解説いただき、参加者は熱心に耳を傾けていました。
 講演後のアンケートでは、97%が講演会全体について「満足」または「大変満足」と回答し、また全ての回答者が「中野武営や香川県の歴史への理解が深まった」と回答するなど、非常に高い評価を得ました。自由記述では、「中野武営を初めて深く知った」「香川県出身で日本経済に大きく貢献した人物がいたことに驚いた」「郷土への誇りが高まった」などの感想が寄せられました。
 本講演は、中野武営の功績を再認識するとともに、地域の未来やイノベーションについて考える貴重な機会となりました。香川大学では今後も、地域の歴史や文化資源を活用した学びと交流の場を提供し、地域社会への貢献を進めてまいります。

 香川大学イノベーションデザイン研究所では、「香川・時空間デジタルアーカイブ」を開発し、その中で「中野武営ライフヒストリー」を公開しています。こちらもぜひご覧ください。
https://storymaps.arcgis.com/stories/6b05157141d24029a5de58362d2522a7