香川大学 創造工学部 教授 石井 明

- 専門分野
- 画像検査,非破壊検査,材料強度
- 主担当コース
- 機械システムコース
- 担当科目
- 物理学,熱力学,機械信頼性,知能画像計測,複合センサ制御
自己紹介・研究紹介
人はリズミカルに作業や運動を行なえているときは、疲労感はなく、また作業後に残る疲労は少ないようです。しかし、一点を見つめて何かを探したり、想起・熟考したりすると、リズミカルな動作は消失します。それが終日の作業であれば、作業効率の低下を招くだけでなく健康状態にも影響を及ぼす恐れがあります(慢性疲労)。
本研究室では、工業製品の目視検査を行う検査員の健康改善と子供の視力低下(近視)の抑制・改善を目標に、作業時の生体情報の計測技術の開発と脳科学的観点からの熟練作業者の高効率・低疲労作業の解明、VR(仮想現実)を利用した目視検査の教育訓練システムの開発等の研究を行っています。
Message
-受験生の皆さんへ-
スマートフォンでのゲーム。時が立つの忘れるほど楽しいですね。疲労と疲労感は大きく異なります。
前者は意識することはできません。一点を見つめるような作業は疲労を起こしやすいですが、楽しければ疲労感はありません。机での勉強やパソコン作業も一点を見続ける作業になりやすいため、疲労を起こしやすくなります。疲労すると作業の速さや正確さが低下することが知られており、体の姿勢も悪くなりやすいです。その状態が長時間に亘ると、遠見視力は低下し、近視・乱視を発症することにもなりかねません。
定期的な瞬時の休憩と良い姿勢の保持。ゲームの時も勉強の時にも注意してください。
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E-mailアドレス | ishii.akira[★]kagawa-u.ac.jp ※[★]を@に置き換えてください。 |