国内の大学や公的機関および自治体との連携

目 次

1.九州大学大学院工学研究附属アジア防災研究センターと連携・協力に関する協定締結

2.防災科学技術研究所、海洋研究開発機構及び坂出市と連携・協力に関する協定締結

1.九州大学大学院 工学研究院附属アジア防災研究センターと連携協力協定締結

平成 30 年 10 月1日(月)、本学四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構と九州大 学大学院工学研究院附属アジア防災研究センターが、連携・協力に関する協定を締結し ました。 本協定は、四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構と九州大学大学院工学研究院 附属アジア防災研究センターが有する人的・知的・物的資源を活用し、相互に連携・協 力して防災・危機管理に関する研究を推進することにより、安全で安心な地域社会の形 成に寄与することを目的としています。 今後、昨年の九州北部豪雨や今年の西日本豪雨等からの復旧復興に向け、さらには、 防災・減災に向けた研究を実施するにあたり、他の事例から学び、地元に還元すること が求められております。こうしたことからも、四国危機管理教育・研究・地域連携推進 機構と九州大学大学院工学研究院附属アジア防災研究センターは、防災・危機管理に関 する研究や人材育成について、相互に連携・協力しながら、学術活動や共同研究活動を 行うことが期待されます。

2.防災科学技術研究所、海洋研究開発機構及び坂出市と連携協力協定締結

令和3年2月5日(金)、国立大学法人香川大学は、国立研究開発法人防災科学技術研究所(以下「防災科研」という。)、国立研究開発法人海洋研究開発機構(以下「海洋機構」という。)及び坂出市との間に「観測データの南海トラフ地震・津波災害対策への活用に関する連携協力協定」を締結しました。

幸町キャンパスOLIVE SQUAREの多目的ホールで行われた締結式には、筧善行学長及び坂出市の綾宏市長が会場参加し、防災科研の安藤慶明理事は東京会議室から、海洋機構の阪口秀理事は横須賀市の本部からオンラインで参加しました。

本協定は、防災科研が運用する「陸海統合地震津波火山観測網(MOWLAS)」等から得られる観測データ、海洋機構が持つ津波即時予測とその高度化技術、本学が持つ防災情報科学技術と地域への啓発活動、坂出市の地域情報を互いに共有・連携することで、理学・工学・社会科学の総合的な研究成果を地域に実装し、災害の被害軽減と安全な対応に持続的に取り組む環境を構築することを目指し、下記の項目について連携・協力します。

(1)地震・津波災害対策に関すること。
(2)観測データ、地域防災情報科学研究の成果、地域情報等の相互利用に関すること。
(3)観測データを用いた地震・津波災害対策の研究成果の社会実装に関すること。
(4)災害対応シミュレーション及び防災啓発活動の支援に関すること。
(5)その他、4者が必要と認めること。

DONETデータを用いた津波即時予測システムと地殻活動情報の高度利用に関する4者共同研究発表会を行いました。


 令和4年4月28日(木)、OLIVESQUARE多目的ホールにおいて、「DONETデータを用いた津波即時予測システムと地殻活動情報の高度利用に関する4者共同研究発表会」を開催しました。(主催:香川大学、共催:海洋研究開発機構、防災科学技術研究所、坂出市)

当発表会は、会場での実施とともにYouTubeにてライブ配信を行い、計159名の参加がありました。   

各機関より、研究成果の発表が行われ、全体討論では、DONETデータの利活用に関する様々な議論がなされました。また、参加者からも多数の質問が寄せられたことにより、盛況のうちに閉会しました。

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