防災教育プログラムの開発・実践

本機構では、児童の発達段階に応じた防災教育の在り方について、学校現場の意見を聞きながら、学習内容や学習の到達目標等、防災教育プログラムの開発・実践に取り組んでいる。

具体的には、2020年11月29日(日)に開催された、屋島西小学校の学習参観日に防災教室の講師として参加した。当日の防災学習内容については、事前に屋島西小学校の先生と綿密に協議・調整して組み立てたプログラムである。

対象学年 『 学習テーマ 』 / 学習目標 / 講師
1年生

『 (学活)地震の時の正しい行動(防災頭巾の付け方)』

地震が起きた時に机の下にもぐる訳を考え、教室や運動場、体育館などで。教師がいない場合にも適切な行動ができるようにする

本機構併任教員・香川大学創造工学部准教授 高橋 亨輔

2年生

『 (学活)地震の時の正しい行動(どこにどのように避難すればよいか) 』

登下校や放課後、自宅、自宅外で地震に遭遇した際に、身を守るためにどのように行動すればよいかを考えることができる

本機構併任教員・香川大学創造工学部教授 井面 仁志

3年生

『 (社会)通学路でどのような場所に危険があるかを考える 』

登下校時に通学路で危険な場所を知るとともに、地震が起きた時にはどのように行動すればよいかを考えることができる

本機構 地域強靭化センター 技術補佐員 高橋 真里

4年生

『 (社会)地震からくらしを守る 』

自宅で地震対策ができているかどうかについて考え、どのような対策が有効か考えることができる

本機構 危機管理先端教育研究センター 客員教授 藤目 浩二

5年生

『 (社会)自然災害を防ぐ 』

ハザードマップを見て自分の住んでいる地域の様子をしるとともに、地震発生時にどのようなことが起きるかを予想し、災害から身を守る対策を知る

本機構併任教員・香川大学創造工学部准教授 野々村 敦子

6年生

『 (理科)変わり続ける大地 』

自分が通っている小学校区の液状化リスクや斜面崩壊災害などの危険個所を知り、どのような行動をすればよいか考えることができる

本機構 地域強靭化センター長・特任教授 金田 義行

ページの先頭へ戻る