機構では9月2日~12月19日までの期間、文部科学省旧庁舎3階の「情報ひろば」企画展示室において、「大規模災害に備える先駆的取組み~レジリエンス・サイエンス(減災科学)から人材育成まで~」と題し、機構の取り組みを紹介する企画展示を行いました。「防災士養成講座と次世代の人材育成」、「四国防災・危機管理プログラム」といった、当機構の先駆的取組を紹介するパネル展示の他、「ローテク防災術」に関する実物展示を行い、大変好評を博しました。
また10月10日には、この企画展示に関連するイベントとして、「災害対応力訓練シミュレタータを用いた遠隔配信訓練の体験」並びに「誰でもできる「ローテク防災術」をやってみよう」を実施しました。このイベントには約50名の参加があり、情報ひろばの見学訪問者を中心に様々な立場の方に当機構の取組を紹介することができました。災害対応力訓練シミュレ―タを用いた遠隔配信訓練には防災教育関係者の参加もあり、高い評価を得るとともに、他大学連携による新たな活用についても、意見交換することができました。ローテク防災術の体験者からは、「ペットボトルから雨量計が簡単に作れるんだ」、「この雨量計を家の外に置くことで、大雨の時など外の様子を伺う行動につながる」といった感想や、簡易スリッパの履き心地やその効果(威力)の大きさに感嘆の声を頂き、展示の成果を実感しました。