危機管理先端教育研究センター

危機管理先端教育研究センター長挨拶

hasegawa2 (1).jpg 令和2年4月より四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構 副機構長並びに危機管理先端教育研究センター長を拝命いたしました長谷川 修一です。

 本研究センターは大規模化・広域化する自然災害、多様化・複雑化する人為災害に対して、災害の規模・種類を問わず一つの組織行動原則(オールハザードアプローチ)のもとに対応するために関連する基礎研究の推進と拠点形成、並びに適切な判断・意思決定のもとに迅速に対処できるレジリエンスサイエンスリーダーの育成を目指しています。

香川大学 四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構 副機構長
危機管理先端教育研究センター長 長谷川 修一

 

 

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「危機管理先端教育研究センター」では、以下の8つのプロジェクトを推進します。

オールハザードアプローチに基づく危機管理教育プログラムの開発と基盤教育の実施[1] オールハザードアプローチに基づく危機管理教育プログラムの開発と基盤教育の実施

日本版オールハザードアプローチに基づいた教育プログラムを開発するとともに、全学部生・大学院生を対象とした文理統合型の危機管理教育を実施し、グローバルに活躍できるレジリエンスサイエンスリーダーを育成します。

訓練システム[2] レジリエンスエンジニアリングに基づく教育訓練システムの開発

首都直下地震や南海トラフ巨大地震など災害時に対応するためには、想定内・想定外を問わず、災害時の危機的状況下での対応能力(防災コンピテンシー)を備えた人材育成が必要です。本プロジェクトでは,防災コンピテンシーを備えた人材育成の教育訓練システムの開発を目指しています。

防災士養成講座の推進(学部学生・社会人)[3] ネクストプログラム(学部学生)と防災士養成講座(学部学生・一般)の推進

学部の学生および一般の方々に対して、それぞれ防災に関する知識を習得し防災士の受験資格を取得するための教育プログラムを実施しています。

四国防災・危機管理プログラム.jpg[4] 四国防災・危機管理プログラム(大学院生・社会人)の実施

東日本大震災を踏まえて、大規模広域災害やグローバル化する危機に対して適切に対応できる専門家の養成を目標に、「四国防災・危機管理プログラム」を実施しています。

レジリエンスサイエンス等減災基礎研究の実施[5] レジリエンスサイエンス等減災基礎研究の実施

レジリエンスサイエンス等減災基礎研究は、自然災害の被害軽減のための、理学、工学、医療ならびに社会科学を基盤とした学際領域の総合研究です。

医療1.jpg[6] 災害医療、健康危機管理及びメンタルヘルスの研究の推進

このプロジェクトでは、災害医療の基本概念である『CSCATTT』の神髄を理解し、無駄のない効率的な支援・実務の遂行に必要な具体的活動の普及と研究を進めます。『健康』の概念も重視しており、医療従事者だけでなく、一般市民も対象としています。

5大学1.jpg[7] 四国国立5大学連携による危機管理教育研究推進と拠点形成

四国国立5大学は、緊密な連携のもと四国地域における巨大災害に対する防災・減災に資するための人材育成、研究、啓発、情報収集、提供等に組織的に取る組むことを目的に平成26年4月に四国5大学連携防災・減災教育研究協議会を設置し意見交換等を行っています。

ネパール1.jpg8]ネパール国、ネパール国立トリブバン大学との連携

巨大地震だけでなく、モンスーン期の豪雨等によって世界で最も災害が発生しやすい国の1つであるネパールのトリブバン大学と、学術的及び人的な交流や連携を今後とも強化していく予定です。

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