DRI能力を育成するための基盤的教育

DRI能力を育成するための基盤的教育の目的は、より多くの学生にDRI能力を身につけてもらうことです。

授業紹介

ここでは、DRI能力育成科目の1つ「はじめて学ぶDRI」についてご紹介します。

はじめて学ぶDRI(全学共通科目・主題科目、第1クォーター、1年生から受講可能)

「はじめて学ぶDRI」の授業の目的は、DRIを地域活性化にどのようにいかせるか、考え、説明することができるようになることです。この授業は、DRI教育の入門の役割を担い、DRIイノベーター養成プログラムの必修科目にもなっています。授業は、次のような流れで進んでいきます。

シラバスはこちら

  1. グループで地域課題を確認し、その解決策を考えます
  2. D・R・I それぞれの専門家が、D・R・I を地域活性化にどのようにいかせるかを説明します
  3. グループで、最初に考えた地域課題の解決策をDRIの観点から捉え直し、新たな解決策を考えます

2025年度の授業

各グループは、次のような地域課題に取り組みました。

就職先として高松が選ばれないこと/高知県の空き家問題/秋田県の婚姻率/島根県隠岐郡における地域住民と移住者間の相互理解/香川県の人口減少/高松中央商店街における南北の差異/善通寺市の人口流出防止

受講者の感想
  • 受講する前は、DRIという言葉自体にもなじみがなく、どのような内容なのか具体的なイメージをあまり持てていませんでした。しかし、授業を通してデザイン思考・リスクマネジメント・インフォマティクスという3つの視点を学ぶ中で、それぞれがどのように地域課題の解決に活かされるのかを理解することができ、とても有意義な時間となりました。特に、単に知識を学ぶだけでなく、それを実際の課題に応用して考える機会が多かったことが印象的で、自分の中に新しい発想の軸ができたように感じています。また、グループ活動を通して他の受講者と意見を交わす中で、自分一人では思いつかないような視点やアイデアに触れることができたのも大きな学びでした。お互いの考えを尊重しながら話し合いを進めることで、様々な視点から物事をとらえる力がついたと感じています。この経験は、今後多くの場面で問題解決に取り組む際にも役立つと思います。この授業を受講したことで、これからの学びや将来の進路を考える上でも、新たなヒントを得ることができました。DRIの視点を活かして、地域や社会に貢献できるような取り組みに積極的に関わっていきたいという気持ちが強まりました。(経済学部1年生)
  • 初めはDRIという言葉自体聞いたことがなく興味があるという理由だけで応募した。しかし、グループで地域課題の解決策をDRIそれぞれの観点から考えることで、より具体的で実現可能な提案を作ることができると分かった。私は普段、問題解決の際にリスクマネジメントは意識するよう心掛けていたが、デザイン思考やインフォマティクスについては全く知らなかった。この講義のおかげで3つの要素の理解が進んだ。これからの問題解決にぜひ活用していきたいと考える。(法学部1年生)
  • DRIについて特に、D、R、I、それぞれの考えかたやポイントがよくわかった。また、DRIの考え方が地域課題の解決やその他の問題解決、またその他これから生きていくうえでつまずいたときに必要なものだということが分かった。この講義を受けて、今までも問題を考えるときにDRIの考えの一部を使っていたのだなと感じた。しかし、DRIの一部だけを使っていて、考えが中途半端になってしまっていたのだなと感じている。D、R、I、それぞれの考えを繰り返すことが大切だと分かった。(医学部1年生)
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アセスメントテスト「DRI検定」

 DRI教育の学修成果を可視化するための検定試験です。アセスメントテストに関するQ&Aはこちら

主題科目の実質化とDRI教育

主題科目(2021年度以前は主題B)は、21世紀を生きる学生が将来市民として直面する社会的課題の発見とその課題解決力を育成する科目です。この主題科目は共通教育スタンダードのうち主として「③21世紀社会の諸課題に対する探求能力」に対応しており、これまでこのスタンダードにさらに沿うような授業改善や様々な工夫が試みられてきました。

主題Bの授業改善や様々な工夫が試みられている際に本学では、DRI教育を全学的に展開させるという課題が追加されました。DRI能力育成科目のD科目(デザイン思考能力の育成に関する科目)では課題発見、課題解決能力も育成されます。全学共通科目として開講されている主題科目の課題発見・解決型授業を充実させることで、D科目の全学波及が進むと考えられています。