研究・産官学連携

香川大学 創造工学部 准教授 大宮 祐也

専門分野
機械設計学,材料力学,トライボロジー
主担当コース
機械システムコース
担当科目
材料力学Ⅱ,機械材料,弾性力学,機械システム実験実習Ⅱ

自己紹介・研究紹介

 「たかが螺子、されど螺子」とだれが言ったかわかりませんが、私は機械要素(螺子:ねじ、歯車:ギア、軸受:ベアリング 等)を研究している数少ない大学教員です。機械の発生と共にあったような一部品のため、だれもが手軽に触れる部品“たかが螺子”と思われますが、いまでも“ものづくり”と共にあり、欠かせない部品“されど螺子”であります。「神は細部に宿る」といった言葉もあるように、機械要素は機械の安全性、機能性を大きく左右する部品であるにも関わらず、それらの設計において未だにTry&Errorに頼る部分があります。そのため機械要素の信頼性、機能性を担保した設計法、開発を研究しております。

Message
-受験生の皆さんへ-

 大学は、年齢にかかわらず“自己の成長”を自らの意思で促す場所だと思います。これは、さまざまな自分、学生でもありながら、研究者、クリエイター、実業者、探検者としての自分で、失敗を恐れず挑戦することが可能(失敗するのが当たり前)だからだと思っております。研究者、クリエイター、実業者の姿の時、その戦いの場所には常にプロがいます。このようなことは、高校生には決してできなかったことかと思います。24時間じっくりと“自己の成長”のためだけに費やす時間は、おそらく大学の4年間ないしは大学院を含めた6年間しかないかもしれません、この4年間、6年間をどのように過ごすか、考えるだけでもワクワクしませんか? 機械の話をすると、機械が無い時代は、人間は日々生き抜くために一生の多くの時間を使っていたと想像しませんか?そこから、機械(エネルギーを変換して人間に有益な仕事をさせるもの)を作り出し、改良して、人間は自分自身のために使える時間を少しずつ、少しずつ増やしきたと思いませんか?それらの時間を使って君たちはスポーツをしたり、勉強したり、旅行したりしています。今現在の生活は、数えきれない先人たち英知によって支えらえています。日本は、“ものづくり”によって成り立っています。君も、その英知に触れ、先人を超えてみませんか?香川大学でお待ちしております。

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