研究・産官学連携

香川大学 創造工学部 教授 石塚 正秀

専門分野
水循環・水環境システム,河川工学,黄砂(乾燥域の大気環境)
主担当コース
建築・都市環境コース
担当科目
河川環境マネジメント,環境工学,環境政策,地学

自己紹介・研究紹介

●水環境・大気環境に関する研究

 水は生活、工業、農業など様々な用途に利用されていますが、地球環境の変化により、水資源の分布や変動が大きくなるといわれています。水資源と水質を安定的に維持して、安心して暮らせる「低水ストレス社会」を実現させることが急務です。
 また、世界では大雨による洪水や少雨による干ばつが増加しており、異常気象の影響による環境変化に適応することも必要です。そのために、「水ストレス」や「河川の栄養塩」、「水災害」に関する研究を行っています。
 さらに、乾燥化によって引き起こされる環境問題の一つである「黄砂」や森林・土壌からの「放射性物質の再飛散」に注目して大気環境の研究を行っています。

Message

 地球環境の変化と科学技術の発展のスピードは速く、水や大気を取り巻く環境も大きく変化しています。香川県は日本では降水量が少ない県ですが、水を上手にやりくりすることで、発展を遂げてきました。また、瀬戸内海を望み、山と川と海をつないだ自然環境を有しており、山川海が密接した地形を有しています。
 社会の発展と環境の変化は、相互に関係していて、これが地球環境の変化を受けてさらに複雑に変化します。日本では人口減少が進んでいますが、世界では人口は増加します。
 大学では、フィールドワークや実験を通して多角的な視点を持ちつつ、新しい解析技術を身につけて、これからの社会が必要とする新たな価値観を創出するよう勉強に励んでください。

research map こちらをご覧ください。
個人ホームページ https://www.ishizuka-lab.com/
E-mailアドレス ishizuka.masahide[★]kagawa-u.ac.jp
[★]@に置き換えてください。