研究・産官学連携

香川大学 創造工学部 准教授 原 光生

専門分野
高分子,液晶,分子組織化
主担当コース
材料物質科学コース
担当科目
高分子化学,生体環境材料

自己紹介・研究紹介

  界面近傍で観測される高分子の振る舞いが、バルク材料内での振る舞いと異なることは古くから知られていますが、この分野では、現在も新たな学理が次々と生み出されています。さらに、固体表面を所望の特性へ精密に改質する技術や、分子およびその集合体を固体表面上に配列させる技術は、ナノテクノロジーの進展と共に幅広い分野で需要が高まっており、現代では医療や農業、さらには環境分野でも重要な技術になっています。
 私の研究室では、液晶性高分子材料を主体とする自己集合性ソフトマテリアルの基板界面での挙動を深く理解することを目指しています。これを通じて、基板表面の利用による新たな機能の開拓に励んでいます。また、産業で長らく利用されている高分子材料の一つであるポリシロキサンを新たなアプローチで活用していくことにも注力しています。

Message
-受験生の皆さんへ-

 大学での学びは、将来企業で活躍する上で大きな基盤となります。さらに、幼い頃からの趣味が、思いがけない形で将来役に立つこともあります。だからこそ、皆さんが持つ独自の趣味や興味を大切に育ててください。
 香川大学では、世界中でまだ誰も手がけていない研究に挑戦し、世界で初めての発見をすることができる場所です。この大学での経験が、皆さんを未来のパイオニアへと導く第一歩になります。新たな発見には、様々なことにアンテナを張り巡らせ、考えるクセをつけることが重要です。様々なことに好奇心を持ち続け、私たちと一緒に新しいサイエンスを拓きましょう。

research map こちらをご覧ください
個人ホームページ  https://sites.google.com/view/mitsuohara
E-mailアドレス hara.mitsuo[★]kagawa-u.ac.jp
[★]@に置き換えてください。