香川大学 創造工学部 准教授 富永 浩之

- 専門分野
- 教育支援システム
- 主担当コース
- 情報システム・セキュリティコース
- 担当科目
- 情報数学,人工知能,プログラミング
自己紹介・研究紹介
情報化社会において、プログラミングは、アルゴリズム的な思考に基づく問題解決の手段として必須の技能です。本研究室では、幾つかの演習支援システムを開発し、実際に運用しています。ロボット制御の課題やゲームのAI戦略を題材とし、チームのプロジェクト、得点や勝敗を競うコンテストを採用しています。演習状況の履歴を分析し、学習者の振舞いを把握します。さらに、モデリング設計やテストを重視し、実行性能とコード品質を高める継続的なソフトウェア開発を習得させます。
また、ネットワーク利用やWebサーバ管理におけるセキュリティの重要性を認識させるため、ハッキング競技CTFを実践しています。他に、HI入出力機器やVR技術を活用し、娯楽要素を盛り込んだ体感的なマルチメディア学習システムも開発しています。
Message
-受験生の皆さんへ-
大学情報系は、パソコンの使い方を学ぶ場ではありません。まず、計算機や情報処理の仕組みを理解するところです。そして、自分や他人が利用するアプリケーションを作ったり、便利なサービスを提供する方法を考えるところです。
それを踏まえ、高大連携の出張講座として、あちこちの高校で、情報科学の入門授業やロボット制御プログラミングの体験教室を開催しています。前者では、正解を出すだけでなく、効率良く求められる方法を探ります。また、情報伝達の言語技術としての文章の書き方や話し方のコツも伝えます。これは、大学教育で最も重要となる知的作業の基本的な訓練を狙っています。後者では、コンピュータやプログラムが現実世界から情報を受け取り、物理的な機器を動かしているのだということを実感してもらいます。
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